[ 吉崎寺 ]


福井県金津町

蓮如上人より伝えられた、真宗発祥の地。
当然戦国期に入っても、一向宗拠点の一つであった。
織田信長と越前国主、朝倉義景の間で戦いが起こる。
織田信長は一向宗の敵であり、本願寺法主顕如が信長討伐の
檄文を全国に発したのは有名である。
一方の朝倉方は隣国であり長きにわたって争ってきた宿敵である。
当然吉崎の一向宗も困惑したのはいうまでもない。
ここ吉崎には肉付面伝説が存在する。
姑が、蓮如上人の法話を聞きに行く嫁が気に食わず
鬼女の面で、道中の嫁を脅す。
その後、姑は面を取ろうとすると、取る事が出来ない。
嫁はやさしく、姑に「南無阿陀仏」を唱えるよう進めた。
すると、不思議と面が取れたという。
肉付面は、真宗大谷派(東本願寺)の願慶寺、
真宗本願寺派(西本願寺)の吉崎寺で拝見する事が出来