[ 東尋坊 ]


石川県小松市千代町

昔平泉寺に”東尋坊”という腕っ節が強く、暴れん坊の僧がいた。
この東尋坊と恋敵である僧が、何とかするため、一計を案じる。
その策とは
まずは、海岸にて酒宴を開き、東尋坊を酔わせる。
そして、眠ったところ、海に突き落とす。
少々残酷であるが、僧達は実行した。
辺りは雷雨となり、僧達を震撼させた。
それ以降、その日には海は荒れ、漁師達も恐れて船を出さなくなる。
そして、福井東光寺の長老瑞雲にお願いし、祟りを静めてもらう。

   好図見性到心清
   迷則平泉不太平
   北海漫々風浪静
   東尋何敢碍舟行